*冷たいのがお好き*







あついっスねー


夏だからな。




そういって、レモネードを飲み干す。
氷まで食べる。





・・・がじがじがじ





横で見ていた獄寺はちらちらと見ていた。
リボーンは氷を全部食べつくす気なのだろうか。




リボーンさん?


・・・・・がじがじがじ  何だ?



その・・・氷、全部食べる気なんスか?



悪いか?




いえ、滅相もない。



(オレだったら半分だなー・・・)




しかし今日は暑い。

氷も食べ終わる。







獄寺。ちょっと来い。

はい?



いわれるままに席を立つ。





口が冷たくなった。

そりゃあれだけ食べれば・・・痛くないですか?

痛い。

治せ。




治せといわれても・・・。

と、くいっと顔を向けられる。



瞬間、冷たい感覚が口のなかを支配する。





んーんー!?リボ・・・・




温かいのとつめたいの。

両方がまじって気持ちがいい。





ぷはっ

酸欠になってかくんとひざを折る。





なかなか。悪くないな。




くくく、と笑って獄寺の飲んでいた

レモネードの氷を見つめる。




いや、あの、もう簡便してください・・・!

・・・冗談だ。さあ行くぞ。






席を立ち、扉を開ける。





(こんなのって・・・ありなんスか)


(リボーンさん・・・)




真っ赤になって思い出す。







それもまた、夏の思い出。





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のんのさんより素敵リボ獄文を頂きました!! ありがとうございました!! きゅきゅん!!