「随分と手酷くやられたようだな」


「リボーンさん…ええ、少しドジしちゃいました」


抗争から戻ってきた獄寺を出迎える。


手当もまともに出来てない獄寺は傷だらけだった。


「来い。オレが手当してやる」


「…お世話になります」


獄寺の手を引き、自室へと招き入れる。


衣服を脱がし、傷の様子を見る。


「…胸の傷が酷いな」


手当をしながら、思わず呟く。


「跡が残るかも知れないな」


「別にオレは構いません」


「少しは構え」


全くこいつは。女なんだから少しは自分の身体を案じればいいのに。


だというのに全く悪びれる様子のない獄寺。


これは仕置が必要だな。


思い、頬の小さい傷に指を入れる。


「ぃ………っ」


顔を顰める獄寺。


「なに…するんですか」


「仕置だ」


傷口をぐいぐいと押す。血が滲み出る。


「痛い、痛いですリボーンさん」


「痛くしてるんだから当然だ」


涙目の獄寺もまた可愛いが、今回ばかりは心を鬼にする。


獄寺の胸を鷲掴みにする。全く、どれだけの男がこの身体を狙っていることやら。


「り、リボーンさん!! どこ触ってるんですか!!」


「胸だが。…しかしやはりでかいな…少しはオレにも分けてくれ」


「リボーンさんはこれからいくらでも大きくなりますよ! 離して下さい!!」


「やなこった」


揉んでみる。…獄寺の胸は大きく、柔らかい。一体何を食ったらこれだけ育つのやら。


「こんなやらしい身体しといて前線に立つな。捕まったらどうなると思っている」


「そんなヘマはしません!!」


「どうだか」


言いながらオレは獄寺の下着の中に手を入れる。


「―――!? どこ触ってるんですか!!」


「あれ? 濡れてねーぞ?」


「濡れてるわけないじゃないですか! ていうかなんで濡れてないのがおかしいみたいな言い方なんですか!!」


「おかしいな…昔ツナと山本が見てたビデオでは確かに……」


「ビデオの中とオレを一緒にしないで下さい!!」


「獄寺くん!! 酷い怪我をしたって聞いた、け、ど………」


と、これが噂をすれば影なのかツナがノックもせずに入ってきた。


ツナの眼前にはオレに乳を揉まれ、下着の中に手を突っ込まれてる獄寺のあられもない姿。


「お邪魔しました!!!」


ツナは謝って出て行ってドアを閉めた。


このあとオレは獄寺に流石にやりすぎだと怒られ詫びにツナに説明しに行ったのだった。





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やっぱり獄寺は可愛い。娶りたい。