オレはシャマルの白衣の裾を掴んでいた。


首を横に振って、携帯を取り上げる。



「…いいのか？」


いいんだ。



オレは携帯を折りたたんで、懐に仕舞った。


リボーンさんだって、定期連絡を忘れる時だってあるだろう。今回が、きっとそうだ。


それに…もし、仮に定期連絡が出来ないような事態に陥っているとして。今まさにそれから抗っているとしたならば。



こちらからの連絡は、逆にリボーンさんの負担になるのではないか。


そう思ったら、リボーンさんに電話を掛けることが出来なかった。



…大丈夫。



リボーンさんは戻ってきてくれる。


きっとすぐに、戻ってきてくれる。





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そうに、違いないんだ。


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