「ぅ…」





全身が、気持ち悪い。


身体中を、何かにまさぐられている。





何が、起きたのだったか。


何が、起こっているのだったか。





朦朧とする意識の中、集中出来ない思考の中、それでもなんとか記憶を辿り―――





ああ、そうだ。


思い出した。


思い出してしまった。





今まで見ていたのは、先程までのリボーンさんとの逢瀬は、オレの見ていた夢で。


現実は―――





「クフフ。眼は醒めましたか?」


「骸…」





ああ、そうだ。


オレは今―――骸に凌辱されているのだった。





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