「り、リボーンさんっ」


「なんだ」


「この格好は少しばかり…恥ずかしいといいますか……」


「お前の負担を軽くするためだ」





リボーンさんに折れてもらった以上、オレもある程度はリボーンさんに寄り添うべきだろう。


だけど、これは…こんなのは…





オレはリボーンさんの眼の前で、尻を突き出す格好でいた。


恥ずかしいところがすべて丸見えで、もう、泣きそうだ。


顔を背け、ぎゅっと眼を瞑る。


その瞬間―――





「………っ!?」





未知の感覚が、オレを襲った。


思わず眼を見開き、振り向く。


リボーンさんが、オレの尻に、顔を近付けていて…


そして中に蠢く、生暖かい感触があるということは、まさか、中を、舐め―――





「や―――!!」





思わず身を翻そうとする。


が、オレはリボーンさんにしっかりと腰を掴まれており、逃れることは叶わない。





「り、リボーンさん、やめ、やめて下さ―――」


「ん…ん……」





リボーンさんの吐息が聞こえる。


リボーンさんの長い舌先が、限界までオレの中に入り、まさぐっている。


オレを離してくれる気配は、一切ない。





「や…やだ、やだ……ぁ…」





あまりのことに涙があふれて、零れる。


零れるのは涙だけで収まらず、オレの口からはやがて…吐息が。


抑えようとしても、堪えようとしても、口の端から洩れて、逃げていく。


なんだ、これは…





これではまるで…こんなことされて……感じているみたいではないか。





信じられない思いに、驚きに、一瞬頭の中が空っぽになり―――


まるでその時を待っていたかのように、オレの中に長く細いものが入り込んだ。





「は―――あぁ―――っ」





いつの間にかリボーンさんは顔を離しており、


代わりに中に、指を一つ入れていた。





「んんぅ…」





ゆっくりと、中を、まさぐられる。


舌で慣らされたからなのか、痛みはない。


感じるのは、違和感。


その違和感も時間と共に消え…違和感が消えると指が増やされた。





「ぁ…ぁ……ああ!?」





突然、今までと比べ物にならない程の強い感覚がオレを襲った。


リボーンさんは指でそこばかりなぞってくる。





「―――ひ、ぃ、あ、あぁ、ああああ!! 駄目、そこ、だ…め…ぇ……っ」





リボーンさんはオレの懇願にも耳を貸さず、それどころか空いた方の手でオレ自身を扱き出す。


二つのせめぎ合う強い感覚に、オレは何度も達し、何度も果てた。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・